TRAXXAS SUMMIT 1/10[レビュー]

Traxxas Summit 1/10のレビューです。

インプレッション

Traxxas Summit clip
タイヤのローテーションを左右間違えているかも。

スペック 

TRAXXAS SUMMIT 1/10 SPECS
Length: 563mm
Width: 467mm
Height: 320mm
Wheelbase: 377mm
Weight: 4.98kg
Clearance: 121mm
参考価格※: $469.95

※記事執筆時の海外サイトでの参考価格。価格には為替手数料、送料、税金は含まれていません。

デザイン

トラクサスのモンスタートラックの中でも特に大きなタイヤと長いサスのバランスは唯一無二の存在感!ガッチリとしたハードプラのフェンダーのあるボディはカッコいい!私は意図せずにレッドを所有する事になりましたが、どのカラーでも美しいグラフィックと独特のシルエットで所有欲を満足させてくれる逸品だと思います。

Traxxas Summitのシャーシ
このデカさはとりあえず満足感あります。

メカニズム

E-Revo(イーリボ)と同じシャシーに見えますが、大人し目のブラシモーターとデフロック用のサーボを搭載していてERevoとは別物です。長いサスストロークとデフロックを利した動きが期待出来ます。

バッテリーケースのフタはいかにも折れそうなプラ製。ここはちょっと残念ポイント。
Summitのサスペンション
サスはプラ製(E-Revoはアルミ製なのだが)。

スピード感

この巨体に4Sリポバッテリーは“必要十分”といった感じで特にスピード感はなく、やはりブラシレスではないので(大きさが全く違うが)サベージXSに比べたらパンチは弱く感じる。体感わずか10分程走らせたら「リポカット※」が働いてスピードが半減してしまいます。これってこう言う仕様?フルスピードが全然楽しめん。(※バッテリーの寿命を守ってくれる機能らしいですが)

ハンドリング

サスのストロークが有るのでステアリングを切るとフロントが沈み込み、つんのめり気味かつグニャグニャして地味に操作しにくい。スピードを出していなくてもロールが大きく結構横転します。これも構造的には仕方ないかな。

Traxxas Summit boring run

フリップアクション

無理です。「低めの縁石にぶつけてバックフリップ」をやろうとしたが、ゴツンと当たって変な向きで乗りあげるか横転するだけだった。段差を利用してジャンプしてみたが、あれれ?てレベルの飛距離。この辺りはやはりブラシレスではないためか…。

あと、バンパーの付け根があっさりと折れてしまいました。見た目ほどタフじゃない?!

アピールポイント

イメージ動画でもよくある「高い階段から一気に駆け下りる」をやってみた。おお〜これは感動!サスの動きとフワフワしたタイヤでまるで何かの生き物のように気持ちよく降りてきてくれた!自重を利用して途中でアクセルを緩めたりいい具合のコツも掴めた。

Traxxas Summit test run

では上りはどうか。階段は進入角度を少し工夫すればなんとか、と言った感じ。まあこれも物理的にはそうだわな。坂(芝生)に関しては割と急な斜面でもあっさりと登ってくれた。あとデフロック機構を試してみたけど芝生ではあんまり違いがわからなかった。

ではどんな場面で生きてくるのか?自宅の庭でやってみた。(低速モード+前後デフロック)

Traxxas Summit climbs 45 degrees slope
これよ。これがSUMMITの魅力ってやつよ!

スベスベする45度の乾いた枕木をいとも簡単に登ってくれました!

まとめ

トラクサス サミット1/10を走らせてみて分かったことは

[Good]

  • 長いサスストロークを生かした段差のある場所での走行は楽しい。
  • 低速モード&デフロックで狭い場所(庭など)でもクローラー的に楽しめる!

[Bad]

  • この巨体なので、6Sブラシレスのような爆走感を期待するのは無理。
  • フリップアクションやジャンプも得意とは言えない。

と言った具合でしょうか。

日本で買おうと思っている方は参考にしてください。

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