ブラシレス“ミニ”モンスタートラックの実力とは。
hpi-racingのSAVAGE XS FLUX(サベージ エックスエスフラックス)の簡単なレビューです。
インプレッション
スペック
Length: | 360mm |
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Width: | 280mm |
Height: | ???mm |
Wheelbase: | 225mm |
Weight: | 3.6kg?(8pound) |
Clearance: | ???mm |
参考価格※: | $324.99 |
※記事執筆時の海外サイトでの参考価格。価格には為替手数料、送料、税金は含まれていません。
デザイン
小さいけどモンスタートラックらしい踏ん張ったシルエットが勇ましい。カラーリングもアメリカ文化好き(WWE、エクストリームスポーツなど)にはたまらん。ズレ気味のステッカーやホイールが無塗装のプラなのは少しちゃっちいかな。
メカニズム
短いホイールベースに重量感のある部品!でもシャシーからサスまでほとんどプラ製です。サスの受けはすぐに1本折れた。構造的に少し面倒なレイアウトでギヤのセッティングや修理はESCやバッテリーカバーを全て外さないとギヤまでたどり着かない。
スピード感
ブラシレスパワーで2Sリポでもかなりカッ飛びます。ただフルサイズ(1/10)に比べると車幅が狭く、砂利や芝生などの不整地での安定性は全くありません。また製品的には3Sリポ対応で時速60マイル(約100キロ)と謳っていますがそのためには別売のアイドラーギアとピニオンギヤに替えてギヤ比を下げなければならないらしい(両方とも正規には入手不能)。プリセットのギア比のまま3Sで走らせるとスパーギアを一気に痛めてしまいます。と言うことで結局2Sリポでしか遊べない?
ハンドリング
上記と同じく正確なコントロールはほぼ不能。滑りの良い砂地に近いグラウンドではブレーキをかけてやると緩やかに回頭してくれますが、芝生で無理に曲がろうとすると途端にコロコロと横転します。
フリップアクション
これがSavage xsの最大の魅力!緩い傾斜でも簡単にジャンプし、アクセル開度次第でバック/フロントフリップも可能。さらにアスファルトなど高グリップの路面上では水平状態からスタンディングバックフリップが出来ます!(少しコツが要ります)ただ、失敗するとボディ天面を豪快に削ってしまいますが。
まとめ
独特の小さなボディにブラシレスモーターをブチ込んだ、整地での使用に限っていえば面白い動きが期待出来るマシン、と言えるかな。
ブラシレスで3S対応と考えると$325は高くは無いけど、これはもう少し出せば普通に1/10のマシンが買えてしまう値段。また発売から年月が経っているためアフターパーツが手に入らないので買ったらほぼそれっきりとなるかも(eBayで探すしかない)。
購入の詳細については以下にも書いてありますので参考にしてみてください。
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